校章
函館高専
春潮寮
「安全な寮」
「規律ある寮」
「そしてきれいな寮」

寮務主事あいさつ

寮務主事 挨拶

本ページに訪れていただきありがとうございます。寮務主事よりご挨拶申し上げます。

本校の学生寮である春潮寮は、「教育寮」に位置付けられ、サービスという理念で経営される厚生寮や、すべて自分たちで運営する大学の自治寮とは異なります。 「教育寮」は教職員と寄宿舎指導員による宿日直、また寮務委員会(教員による寮の管理運営組織織)による指導、 寮生会(男女総代や指導寮生)や各種委員会(寮生によって組織される)による自治活動、規律の維持など、関係する教職員と寮生が協同で生活の場を維持していきます。

約200名の若者が一つの寮で生活しますので、長い年月をかけて様々な規則(寮則)が作り上げられました。 自由を謳歌したい若者にとっては厳しいと思われる規則もあるようですが、函館高専を卒業して社会に出てから振り返った時に 「楽しかった」、「良い経験をした」と寮生活を高く評価する声がよく聞かれます。

さて、春潮寮には寮歌があり、次の一節を含んでいます。

「乱れて憂い抱くとも 円居し根に涙なし」

これはまさに、寮生活を象徴する言葉で、心が揺れ動き、不安や迷いが生まれることもあるが、寮という「根」、 すなわち共同生活の土壌の中で、互いに支え合い、語り合いながら過ごす日々には、決して無駄な涙など存在しないという意味です。

春潮寮で経験する様々な出来事に一喜一憂することもあろうかと思いますが、それらすべては未来へとつながる大切な糧とお考え下さい。 春潮寮の教育的意義をご理解いただければ幸いです。